大阪大学外国語学部外国語学科スワヒリ語専攻 島田龍人(高71回)
私は現在大学で、東アフリカを中心にアフリカのことを勉強している。高校時代まではほとんど授業中に扱われることのなかったアフリカ諸地域の歴史、文化、社会、政治経済などを学んでいくにつれて、今まで感じていた日本の「常識」を疑う視点を持つことができるようになった。また大学1年生のころには、「ルワンダの児童と日本の学生をつなぐ」プロジェクトを運営し、オンライン形式で遠いアフリカの子供たちと日本の学生の交流の場を作ることができた。さらに日本の大学の中で唯一「スワヒリ語」(タンザニアを中心にケニアなど東アフリカの国々で使用されている言語)を第1言語として学ぶことのできる点は、アフリカに興味のある学生にとってはとても魅力的であると思う。サークル活動としては、私は「よさこい」に3年間熱中した。私の所属していたチームは全員で100人を超え、その中でリーダーとしてチームを引っ張る立場で頑張ることができたのは、とてもいい思い出である。大阪大学は総合大学であるため、部活動やサークル活動で他学部の人と交流を持つことができる点も、大きな魅力の一つであると感じる。